2024年7月、仙台国際交流クラブは、みやぎNPOプラザに移転しました。
異文化体験、日本語教育、魯迅研究の3つの事業を安定的に継続するため、各協力機関に助言を求めてきました。また、みやぎNPOプラザで、NPO運営セミナーに6回以上参加し、今後の運営について考えることができました。
その結論として・・・
2025年4月1日、魯迅研究事業と日本語教育事業は、国際交流倶楽部(法人化準備会)として分離します。この2つの事業は支出が多く、これまでのボランティア中心の活動では負担が大きいと考えました。今後は、国際交流倶楽部で、日本での留学支援などの新しい収益事業を始め、収入を増やし、収支バランスを改善することにしました。黒字化になった後、仙台国際交流クラブへ寄付します。このため、新しく設立する国際交流倶楽部(代表:佐藤弘康)では、登録支援機関や教育機関になることを目指して、法人化を進めます。
2024年10月から始まった「黒川日本語学習会」は、仙台国際交流クラブが中心になり、運営しています。ただし、日本語教育は専門性が高いため、新しく設立する国際交流倶楽部に教師派遣を依頼する形式に変更します。また、近い将来、黒川地域に拠点を持つ組織に移管する、あるいは分離する予定です。
仙台国際交流クラブは、異文化体験事業だけ残します。また、2,025年は、会員を広く募集することにし、透明性が高い総会を開催することにしました。少し先ですが、2026年春、新しいクラブ長を選出します。
現時点の資産、会員数、マンパワーなどを考えると、NPO法人化は急いでいません。また、足りない活動費は、補助金や寄付で補填します。
仙台国際交流クラブは、仙台市及びその周辺地域での多文化共生社会に貢献するため、文化交流活動に積極的に取り組みます。
