JCFA宮城と合同で、8月13日(金)に映画上映会を開催することになりました。

あらすじ :
1945 年、日中戦争の最中、理想の教育を目指して、満州に渡った小学校教諭の俊介と保健婦の愛は、多くの開拓団民と一緒に中国で生活をしていた。
やがて俊介と愛は結婚式を挙げるが、その途中で爆撃に遭い避難。中国人の山龍(しゃんろん)とその母が住む山奥の農村に辿り着く。しかし、山龍に自分達が日本人だと知られ、村人達から「殺して恨みを晴らそう」と詰め寄られてしまう。その時、山龍の母は「私の夫は日本人兵に殺された。日本人に恨みを一番持っている私だ。でもこの二人は軍人じゃない。許してあげよう」と言われる。
解説:
製作総指揮、脚本、主演の小林桂子さんは、残留孤児・残留婦人について徹底した取材を行い、7 年の歳月をかけて製作しました。この映画では、戦争の悲惨さを伝えるのではなく、国や民族を越えた「人間としての愛」を表現しています。歴史を知らなくても、この時代を懸命に生きた人々の
姿に胸を打たれるでしょう。
世界各国で評価されており、最初の公開から1 2 年が経ちますが、上映され続けています。現在、収益金の一部を使って、中国で小学校が設立されました。
企 画
仙台国際交流クラブ