映画上映会

2023年8月13日、「ソ連国境 15歳の夏」映画上映会を開催することになりました。

あらすじ:
300キロの道のりを必死に生き抜いた120人の中学生たち!
 日中戦争時下、ソ連と満州の国境近くに勤労動員として送られた新京第一中学校の生徒たち。昭和20年8月、ソ連軍の爆撃が降り注ぐ中、ソ満国境に取り残され、過酷を極める必死の逃避行が始まった…。

解説:
今回は、日本映画の上映になりますが、今のウクライナ戦争が多くの民間人の犠牲者を生み続けている現実と照らし合わせながら見て頂きたいです。

2022年8月13日、2021年に続き2年連続で映画上映会を開催することになりました。

あらすじ :
1945 年、日中戦争の最中、理想の教育を目指して、満州に渡った小学校教諭の俊介と保健婦の愛は、多くの開拓団民と一緒に中国で生活をしていた。
やがて俊介と愛は結婚式を挙げるが、その途中で爆撃に遭い避難。中国人の山龍(しゃんろん)とその母が住む山奥の農村に辿り着く。しかし、山龍に自分達が日本人だと知られ、村人達から「殺して恨みを晴らそう」と詰め寄られてしまう。その時、山龍の母は「私の夫は日本人兵に殺された。日本人に恨みを一番持っている私だ。でもこの二人は軍人じゃない。許してあげよう」と言われる。

解説:
この映画は、日中合作映画です。製作総指揮、脚本、主演の小林桂子さんは、残留孤児・残留婦人について徹底した取材を行い、7 年の歳月をかけて製作しました。この映画では、戦争の悲惨さを伝えるのではなく、国や民族を越えた「人間としての愛」を表現しています。歴史を知らなくても、この時代を懸命に生きた人々の姿に胸を打たれるでしょう。
世界各国で評価されており、最初の公開から1 2 年が経ちますが、上映され続けています。現在、収益金の一部を使って、中国で小学校が設立されました。

企 画
仙台国際交流クラブ